不動産投資を始めるなら大阪で!?特徴や注意点を紹介!

大阪で不動産投資

不動産投資をするためには、まずどこのエリアに絞って投資をするかが大切になってきます。

大阪で不動産投資をしたいと思った際に、大阪の不動産の特徴や、大阪という街がどういう街なのかをわかっておかなければ不動産投資はなかなか上手くいきません。

今回は大阪で不動産投資を行っていく際の注意点や、大阪という地域の特徴などを紹介していきます。

大阪ってどういう街?

まず、大阪がどういう街なのかを解説していきます。

大阪はよく『天下の台所』と言われるように様々なグルメが存在していたり、吉本興業をはじめとした『お笑い』というエンターテイメントが広く浸透している地域として有名です。

では、不動産投資に関してはどのような特徴を持っているのでしょうか。

東京に次ぐ第二の都市

大阪は日本国内において、東京に次ぐ第二の都市として知られており、かの豊臣秀吉が大阪城を建て、商人の街として発展していきました。

かつての日本の政治の中心であった京都がすぐ近くにあり、古くから海外との交易が盛んであった神戸港も近く、大阪は西日本の経済活動の中心という地位を保ってきました。

 

それでいて、ドラマや映画などでも見られるように詐欺や暴力団、闇金などのイメージも根強く残っています。

しかし、街を歩いていて上下派手なスーツを着たパンチパーマの怖そうな人を見かけることなんてほぼありません。

吉本新喜劇や『ミナミの帝王』などで登場するヤクザやその言葉遣いが大阪のイメージを奇妙な方向へ誘導してしまったのかもしれません。

梅田・なんば・天王寺の繁華街

大阪には大きく分けて3つの繁華街があります。

まず代表的なのが梅田で、JR大阪駅を中心にオフィス・商業施設が立ち並んでいる大阪で一番の繁華街です。

それでもなお次々開発は進められており、古い民家や下町風情のあるお店が立ち並んでいる北梅田・西梅田の方にも開発の手が伸びています。

 

次に大阪のミナミと言われるエリアであるなんば周辺です。

大阪メトロの心斎橋駅、難波駅を中心に古くから商業の中心地として発展しており、南北に通った心斎橋筋商店街は日本でも有数の商店街として有名で、御堂筋沿いのブランド店群はまるで海外かのようにスタイリッシュな街並みです。

その一方で路地を一本入れば昔ながらの居酒屋などが立ち並ぶ、新旧入り乱れた街並みがなんばの魅力の一つです。

 

そして今最も開発が活発に行われているのが天王寺周辺です。

大阪最高のビル「あべのハルカス」や、全国展開しているショッピングモールのひとつ「キューズモール」などの商業施設が駅と直結しており、大阪の南の玄関口として栄えています。

度々話題になる「あいりん地区」と呼ばれる、日雇い労働者が多くお世辞にも治安が良いとは言えなかった地域も、今では開発のメスが入りどんどんきれいになっています。

 

他にもお祭り男が多い堺や八尾、岸和田などのエリアや、セレブの多い吹田、豊中、箕面などの北摂エリアと、大阪には様々な個性と魅力のある街が点在しています。

インバウンド・民泊・学生マンション

2000年以降大阪の経済を支えてきたのがインバウンド需要、すなわち訪日旅行客です。

特に中国からの旅行客にとって大阪は魅力的な旅行先なようで、心斎橋筋商店街などは常に中国人観光客で溢れています。

というのも、お目当ては日本製の美容グッズや医薬品で、心斎橋を中心にアパレル店だったテナントが続々とドラッグストアになっていく光景はまさに異様でした。

その中国人観光客のためのホテルや民泊を整備するオーナーさんも多く、一方で違法な民泊を取り締まる法律の整備もどんどん進んできました。

 

また、大阪には大阪大学・関西大学・近畿大学などの教育機関も多く、西日本から大阪へ学業のために移り住む学生も多いのも特徴のひとつです。

学生のためのワンルームマンションなど、入れ替わりは激しいものの空室率は低く、大学の近くの物件などは不動産投資のセオリー上、堅い物件であると言えます。

大阪で不動産投資をする際の注意点

大阪での不動産投資において、2000年代以降インバウンド需要が急激に伸びました。

中国・韓国などからの旅行客を始め、欧米からも日本への観光に訪れる客が増加しています。

しかし、2020年から始まったコロナウイルスの感染拡大による影響で、旅行客も激減しそれに伴って様々な産業が大打撃を受けました。

大阪の不動産業界ももちろん例に漏れず影響があり、インバウンド需要を狙ったホテルや民泊なども多数ありましたが軒並み窮地に陥りました。

不動産投資においてこういった時勢の影響を受けてしまうのは仕方のないことですし、株やFXのように値が落ちたからと言ってすぐに手放せるものでもありません。

また、東京や大阪などの都市部では、人間の数が多い分人間関係も複雑です。そのため、自分の持っている物件で自殺や殺人事件が起こり、いわゆる「事故物件」となってしまうといったリスクは郊外よりも少なからず高いと言えます。

東京と大阪を比較!不動産投資をするならどっち?

さて、やはり不動産投資を始めやすいエリアとしては潜在客の多い東京か大阪を選ぶ方が多いと思います。

しかし東京も大阪もそれぞれに特徴があり、どちらが良いとは一概には言えません。

それぞれの特徴を見てみましょう。

東京の不動産投資の特徴

東京は言わずと知れた日本の首都であり、日本の政治や経済の中心地です。

そのためオフィスビルや商業施設が多く、地方から仕事のために移り住んでくる方が圧倒的に多くあまり永住を考えている方は少ないため、ワンルームマンションの需要が高くなっています。

そしてやはり東京のワンルームマンションのオーナーになるためには支出する金額も大きいため、家賃も他の地域に比べるとかなり高額に設定しなければなりません。

周囲の相場や条件などをしっかり調べて、正しいバランス感覚で家賃を設定しないと空室期間が多くなってしまうので要注意です。

 

また、高所得者向けの高級マンションの需要の高さはさすが東京と言えます。

経営者や芸能人著名人、スポーツ選手など一定の成功を収めた方向けの物件なため、よほどのことが無い限り家賃のとりっぱぐれが少なく安定した不動産投資が可能になります。

もちろん仕入れにかなりの金額を要してしまうので初めて不動産投資としてはおすすめできませんが、もし元手となるお金が潤沢にあるのであれば高級マンションを購入してしまうのもひとつの選択肢となります。

大阪の不動産投資の特徴

大阪は、上にも挙げたような梅田・なんば・天王寺の開発が進んでおりオフィスや商業施設が多くなっていますが、それ以外のエリアについては大阪市内であってもまだまだファミリー向けの物件が多く、人が住みやすい街になっています。

大阪市北区・中央区はやはりオフィスなどが多いのに対し、淀川区・城東区・東成区・浪速区・西区などはファミリー向けの物件も多く値段も手ごろであることが多いです。

 

一方で大阪は1995年に発生した阪神・淡路大震災を生き残った古い建物も多く、東京などに比べると良い建物を安く仕入れることができます。

古い建物であるため外観や設備の古さは仕方ありません。しかし、ちょうどバブル経済の頃は日本のものつくり全盛期でもあったため、コストパフォーマンスを追求した新築よりも、古くとも大地震に耐えてきた実績がある建築はやはりしっかりしていると言えます。

内装をリノベーションで現代風にしてみたり、外壁を塗り替えたりするだけでも古い見た目をカバーできるので、良い利回りも期待できます。

まとめ

  • 大阪で不動産投資を始めるならまずは大阪のことを知ろう!
  • 大阪での不動産投資はインバウンド需要を狙うのもひとつの戦略
  • 初めての不動産投資は東京と大阪いずれかの自分に合った方から始めよう

大阪における不動産投資は、東京とは全く勝手が異なってきます。

商人の街・大阪で商売をするのはハードルが高いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、不動産投資を始めるのであれば大阪はおすすめです。

大阪という街や地域の特性を理解して、自分に合った不動産投資をしていきましょう。

著者プロフィール

前田 健太
大阪府池田市出身。立命館大学政策科学部卒業。
流行を追いかけるのが大好きでトレンドをつかむのが得意な一面と、歴史について学ぶのが好きで伝統を重んじる面を持ち合わせています。

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